Monday, December 7, 2009

ダダイズムからシュルレアリズム

最近よく考えさせられるトピックのひとつ、シュルレアリズム。ダダイズムとの関係と、その定義についてとても簡潔にわかりやすく書かれているのをwikipediaにて見つけたので、ここにのせてみました。



それまで重んじられて来た科学技術や精神、歴史なども、突き詰めた結果は第一次世界大戦にしかならなかった。ならばそれを全否定しようと言うのがダ ダイズムである。芸術界にしばしダダイズムの嵐が吹き荒れた後に、冷静になった人々は第一次世界大戦の失敗は、人類がその光の部分のみを大事にし過ぎ、自 らの内に潜む醜い部分から目を背けていたためだと主張し始めた。彼等は光と闇の両方が人間の本性であり、どちらか一方のみで人間を語る事は出来ないのだ と、一つの作品内にその両方を描いた。シュールレアリズムの誕生である。

シュールレアリスムでは自動筆記コラージュなど偶然性の強い手法を用いて、主観や自意識を排して作品制作を行おうとした。シュルレアリストたちはこうした手法を通し、無意識の世界やの世界、街の中で不意に感じられる奇妙な感じなど、日常生活などの現実(レエル)に隣接した裏側や内側にある「むき出しの現実」、「超現実(シュルレエル)」を露呈させようとした。超現実の超(シュル)とは「超高速」などの超と同義である。つまり超現実とは現実を離れていたり非現実であるのではなく、「ものすごい現実」「過剰な現実」「上位の現実」というような意味である。

Sunday, December 6, 2009

The Metamorphosis by Kafka interpretation by Maria Luisa Antonaya

Surprisingly, Gregor’s bizarre new state is not the central transformation in the novel. Instead, Kafka uses Gregor’s surreal change as a catalyst for an almost more shocking metamorphosis: that of Gregor’s family, as they move from helplessness and sympathetic fear to emancipation and hostile rejection. In fact, it is Gregor who remains largely unchanged. He struggles to maintain his daily routine during most of the story, until his body finally forces him to surrender and accept that he is no longer fully human. Furthermore, even when confronted with proof of his family’s scorn and rejection, Gregor refuses to see them as anything but justified in their disappointment and anger towards him.

It’s a telling detail that neither Gregor nor his family wonder why or how he’s turned into an insect. Upon discovering his state, Gregor’s mother sobs and later faints, while his father reacts with great anger. However, they make no attempt to change him back. Gregor does want to find a “cure”, but must give up almost from the start, when he loses his ability to speak.

Once he’s unable to communicate, Gregor becomes a mere observer of the world around him. At the same time, this isolation evokes a series of startling revelations and actions from his parents and sister, triggered by their assumption that he can no longer understand what they say and their belief that he has lost all human traits.

Thus, the reader learns that Gregor has been supporting his family for years; that their apartment, their everyday sustenance, and their few luxuries (Grete’s fancy dresses and violin lessons) come from Gregor’s hard work. This explain’s Gregor’s distress at the prospect that he must “stay in bed being useless” (2752). However, a family meeting that Gregor overhears reveals that his parents have been hoarding money, and that they had decided to keep living off their son’s earnings for as long as they could.

Rather than being angry, Gregor is actually relieved that his family has “saved” money. He feels he has to show “every possible consideration,” and “help them bear the inconvenience which he simply had to cause them in his present condition” (2761). His parents, Gregor thinks, “were suffering enough as it was” (2763). All along, he believes he will be able to work again, that this is a temporary illness, and that life will eventually return to normal.

Saturday, December 5, 2009

flash back

初のフラッシュバック 2008年11月2日 2時AM
自分が万引きしたという False Memoryを植えつけられたことがあるという話をBassamにしていた直後のことだった。



いつのどの殴られた記憶なのかはさだかじゃない。でも初めてのときでもなければさいごの時でもなかったのはたしか。中学生の時だったと思う。めぐみさんがハイチかどこか南国の島に旅行に行ってかえってきた日のできごとだった。
い つもめぐみさんが長期どこかにいって帰ってくる日は朝から胃の調子が悪くなっていた。ふつうに過ごしているつもりでもめぐみさん不在の間わたしがおかした かも知れない小さな罪たちが大罪となってめぐみさんの耳に入り、それに対しての罰をわたしは毎回めぐみさんが帰ってきた日に受けるのが恒例になっていたた めだ。今回は平野さんが、それか大和田さんが、それとも健二君がいったい何をめぐみさんにつたえるのだろう。めぐみさんが居ない間いつも緊張している糸が ゆるんでいるのが彼女の帰宅ともにいきなり無理やり引っ張られるためそのギャップと罰への恐怖から朝から胃が何かを予知しているかのようにわたしの中で暴 れまくる。何かがおきるぞとおどしている。

その日もそんな胃の反乱を抱えながら学校から自転車で帰ってきた。
渡船所の窓の外から めぐみさんが中にいるのが見えた。南国から帰ってきたばかりなのが一目瞭然に肌は黒く焼けていて長くて黒い髪は編みこまれて髪の先にはピンクや赤や黄色の とりどりのプラスチック製のビーズがついていた。めぐみさんの表情は暗かった。その表情を見た瞬間、わたしの胃がまた一層騒ぎ始めた。

わ たしが中に入った瞬間、めぐみさんの形相が鬼のようになったように一瞬見えた。’おまえちょっとこっちこい’ とわたしに渡船所の裏の小屋にくるように命 じた。めぐみさんの後をついていくといきなり髪をひっぱられて床に倒された。ニスの塗られたヒノキの濃い木の色をした床がものすごい速さでわたしの目の前 に近づいてきた。’お前 あたしがいない間にずいぶん調子に乗ってたんだってな’ 髪の毛をひっぱられて床の上を引きずりまわされた。一瞬周りにおいて あったものとそのニスのきいたヒノキの床が回転した。

いったいどれくらいつづいたのか、そのあとどんなことをされたのかは憶えていない。 でもくるくる視界が回っていたのを憶えてる。めぐみさんの髪についたビーズがぴょんぴょんと飛び跳ねる。黄色やピンクや赤色のビーズがわたしのことなんて どうでもいいように躍動していた。わたしはもうなにも感じていなかった。
お母さんを呼んだ。
お母さんをよんだ。
でもだれも返事をしなかった。




False Memory

あ る朝大平さんの店に行った。 パンツとオーバーオールを買ったんだと思う。あさ一番の客だったため、わたし以外に客はいなかった。わたしは前から大平さん が嫌いだった。いないといいなと思っていたがやっぱりいた。「おはようございます」と言って、私はほしいものを手にとってそれ以上会話が続かないようにレ ジへ向かい、そのレジの人にお金を払って帰ってきた。

2,3日後、大平さんがうちにやってきた。「麻衣子ちゃんがうちで万引きをした」 「麻衣子ちゃん、ぼくを見たとき目をあわそうとしなかったから怪しいなと思って調べたら、商品も減ってるし、レジの人も麻衣子ちゃんがレジに来てないといった。」
わ たしは’レシートの控えがレジにあるはずなのでそれを調べてください’と即座に言った。わたしはこれから起こるかもしれない事態に怯えていた。家の人はわ たしを信じてくれるはずがない。なんとしてでもこの言いがかりをはっきりさせないとならなかった。でも大平さんは何時間か後に帰ってきて、控えは無かった といった。

まことちゃんにたたかれたのを憶えている。ひでくんもいた。渡船所の中のカウンターの前だった。夕方くらいだったのか、電気が ついていたのも憶えてる。ここの床もカウンターもニスのきいた濃い色のヒノキだった。そのカウンターの前で正座をしていた。’まんびきしたんだろ’と 誠 ちゃんはいう。わたしは’やっていない’と答えた。’やったんだからやったって言え’ やっていないと言うたびにたたかれた。どういうふうに叩かれたのか は憶えていない。平手だった気がする。痛かったのかも憶えていない。ただその場にいる自分がすごく恐ろしかった。これからどうなるのか分からない恐怖感 と、まだその場に平野さんや大和田さん、そしてめぐみさんがいないことにわたしはホッとする微妙な安心感を感じていた。何分間かそういう状態が続いたあ と、大平さんの店に連れていかれて、このカートから商品を取ってこのルートを歩いてここで大平さんに会ってこの出口から出て行った、と説明された。大平さ んがわたしは絶対に盗ったと言った。家に帰るとめぐみさんがわたしが盗ったと認めるまで殴り続けると言った。だれに殴られたか憶えていない。でもわたしが お金を払った証拠はどこにも無かった。みんなが私は万引きしたと言った。わたしのお金を払ったという記憶もよく分からなくなっていた。細かく説明された 盗った説の話がだんだんと本当のように思えてきていた。自分もだんだんわたしは万引きをしたのかもしれないと自分を疑いはじめていた。体のいたるところが 痛みはじめてきた。この仕打ちはわたしがその罪を認めれば終わるんだと思いはじめると、自分が信じ始めてきた万引きをした ’記憶’ のほうが真実味を帯 びてきたのをはっきりと感じた。わたしは万引きしたと言った。’やっぱりな、言ったとおりだ。 ’なんですぐに認めないの?’ ’なんでうそばっかりつく の?’’なんでそんなにてこずらすの?’ と言うたびまた殴ってきた。でもだれだったかは憶えていない。誠ちゃんだったような、でも平野さんだったかもし れない。

ひととおり終わった。自分の記憶もよくわからなくなっていた。でもやっぱり自分はとったんだろうと思い始めていた。

夜中布団のなかでまた考えていた。自分を信じたかった。一生懸命考えた。自分だけは自分を信じてあげたかった。
いや、やっぱりわたし盗ってない。盗ってない。信じてもらえないのか。でもこのままだとわたしはずっと万引きをしたと思われ続ける。わたしの事実が記憶とともにゆがんでいく。

外に出てみた。船長とめぐみさんの部屋には電気がついていた。
船長に話があると言った。
’わたし やっぱり盗ってないの。絶対にとってないの。大平さんにもう一回レジ調べてっていってほしい。’

次の日、大平さんがやっぱりレジにレシートの控えがあったと言ってきた。麻衣子ちゃんにはごめんねと言っておいてと伝えたらしい。
わたしはすごくうれしい気持ちでいっぱいだったのを憶えている。